陽春の候、会員の皆様には、お元気でお過ごしのことと拝察いたします。
さて、2008年より隔年1回発刊しています支部紀要ですが、次回は2026年3月に第10巻を発行する予定です。つきましてはここに論文募集のご案内をいたします。
私たちが行っている臨床実践を積み重ね、その中から得られた成果を論文として発表することは、音楽療法士の実力レベルを向上させるために大切なことです。また、そこで発表される研究成果は、私たち会員が共有する知見となることに加えて、音楽療法周辺の専門領域、医師、介護士、看護師その他専門職種の人たちや施設の管理職の人たちに向けて、音楽療法の効果やメリットについて理解を促す助けとなるでしょう。 音楽療法の研究を発表する媒体は全国版の学会誌をはじめとしてすでにいくつかありますが、東海支部研究紀要の特色として、以下の点を強調したいと考えています。
- 現在音楽療法を学んでいる学生や実践を始めて間もない経験の浅い実践者にとっても、臨床の工夫や研究に取り組む機会が提供できるような会誌を目指す。高価な機材や莫大な費用をかけなくても、臨床実践の中から得られる貴重な知見を共有できるような場とする。
- 全国大会や、東海支部大会ですでに口頭発表した演題を論文にまとめることを支部会員に促す。抄録に残すだけでは惜しい発表を、加筆訂正した論文の投稿を募る。
- 東海地域にある大学院の博士論文、修士論文、大学の卒論で優秀な論文の紹介の場とする。
- 東海支部会員による興味深い臨床実践や、東海地方における音楽療法の歩みなどをまとめて、後進に伝えて行く。
会員皆様のご投稿を心よりお待ちしています。
記
掲載雑誌:日本音楽療法学会東海支部研究紀要第10巻(2026年3月発刊予定)
募集論文の種類:
- 原著論文(査読あり)・・・ページ数などについては別紙の投稿規程参照
- 事例研究(査読あり)・・・ページ数などについては別紙の投稿規程参照
- セッションレポート(査読あり)・・・手応えのあった事例に対して行ったセッションについて報告する(事例報告ではありません)。
ページ数などは投稿規定の事例研究に準ずる。
*学会認定音楽療法士の資格更新時のみ、次のポイントが加算されます。原著論文は10ポイント、事例研究は6ポイントです。なお、新認定制度におけるポイント加算は、ありません。詳細は、学会事務局へお問い合わせください。なおセッションレポートにはポイントはありません。
投稿期限 : 2025年8月18日(月) 消印有効
投稿先 : 東海支部事務局
〒503-8554 岐阜県大垣市西之川町1-109 大垣女子短期大学 菅田文子研究室
E-mail: jmta.tokai@gmail.com
封筒表に「論文在中」「セッションレポート在中」と朱書きでご記入ください。
投稿の際にはHP掲載の投稿規程を必ずご確認ください
以上