東海支部について

支部長就任ご挨拶

(一般社団法人)日本音楽療法学会東海支部
支部長 渡辺恭子

この度、第11期支部長を拝命しました渡辺恭子です。二年間、皆様にお世話になりますが、何卒よろしくお願い申し上げます。若輩者がこのような大役を仰せ付かり、大変恐縮ですが、会員の皆様にご指導いただきながら、無事に2年間を務められるよう努力致す所存です。
 日本音楽療法学会東海支部は、過去に素晴らしい支部長先生が支部活動を牽引して来られました。都築裕治先生(第1期、第2期、第4期、第7期)、吉田豊先生(第3期)、佐治順子先生(第5期、第6期)、久保田進子先生(第8期、第9期)、鵜飼久美子先生(第10期)の各先生が、それぞれ個性豊かな活動を展開しておられます。これらの先生の音楽療法に対する思い、理念、活動を引き継いでいきたいと思っています。
 また、2023年度には、東海地方にて、第23回日本音楽療法学会学術大会が菅田文子大会長・伊藤孝子実行委員長のもと開催されることが決定しております。東海地方での開催は、第5回学術大会(金城学院大学)・第14回学術大会(名古屋国際会議場)に続いて、3回目となります。開催地の支部として、可能な限りの協力をしたいと考えています。東海支部会員の皆様のご理解とご協力もいただきたく存じます。
 さて、新型コロナウイルスにより、私たちは様々な変化への対応や工夫を迫られてきましたが、徐々に日常を取り戻しつつあるように思います。コロナ禍による変化について研究機関が心理学的な影響を検討していますが、活動制限が大学生活における不安感を抱く要因 (広瀬,2020)、大学生の精神的健康の悪化(飯田,2021)、ストレスや疲弊感が増加傾向(末次,2021)といった報告が散見されます。このようにコロナ禍による変化や活動制限が人々のメンタルヘルスを蝕んでいる今こそ、音楽の持つ力を用いて社会に貢献できるのではないかと考えています。また、これまでに先人の先生方が培ってこられた音楽療法の知見も社会の大きな財産であると思います。音楽療法の臨床活動をさらに発展させ、そして音楽療法の知見を社会で活かすために、会員の皆様のご支援を賜りますよう、お願い申し上げます。
 特に、支部活動においては、奥村由香副支部長・菅田文子事務局長をはじめとする第11期の役員の皆様にはさまざまにお世話になるとなるかと存じますが、どうぞよろしくお願いいたします。第11期では以下の方々が役員として支部の活動をお支えくださいます。2年間、どうぞよろしくお願いいたします。

日本音楽療法学会東海支部 第11期 役員
(2022年4月~2024年3月)
支部長渡辺 恭子
副支部長奥村 由香
事務局長菅田 文子
事務局丹羽 裕紀子
会計委員会吉住 岳人
松村 あずさ
紀要委員会河合 環
佐溝 章代
研修委員会伊賀 輝子
小森 由美子
広報委員会楸 マリ
武藤 祥子
選挙管理委員会榊原 美紀
堀木 美喜
倫理委員会堀江 勢津
右髙 せつ子

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